SSブログ

残念な事件

 今朝新聞を見て驚きました。27日、地元である東近江市永源寺高野町にある臨済宗永源寺派の本山、大本山永源寺の庫裏が全焼した。永源寺の庫裏は修行僧が居住する場所として使われており、そこからの出火である。当時、庫裏には修行僧1人がいたが、逃げ出して無事だったという。出火原因はまだ不明である。常住である庫裏には5人の僧が生活しているが、この日は休日で、1人の僧が留守番していたという。
 原因が不明なため、何とも言えないがただ一つ、この「1人の僧」にはこれから、厳しい道が待っているだろう。警察からの取調べや周囲の目、その前途を考えるとつらい日々が予想される。
 そして何よりも永源寺の関係者の皆様、本当にお気の毒に思います。派は異なるとはいえ、同じ臨済宗の、それも地元にある本山。毎年、年始には大般若のお札を届けていただいている。何か個人的に力になれることを考えたいと思う。

 火災は人事ではない。自分の身にも起こりうる。今後自坊でも火の元には十分に注意して参りたい。
nice!(1)  コメント(4)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 1

コメント 4

haruru

火事は怖いですよね
物だけじゃなく、色んな物を失ってしまう。

人命にかかわらなかったことだけを、感謝するしかないのでしょうかね・・・・。
by haruru (2010-07-29 05:06) 

ゆう

本当です。人命が失われなかったことが救いです。
起こってからでは遅い。お互い気をつけましょう。
by ゆう (2010-07-30 22:53) 

Yushi

初めてコメント致します。

こちらの記事を見て、驚きました。
永源寺・・・以前の事件もあり、またですか。
本当に、堂頭老師をはじめとして、お気の毒です。

私が福井の小浜にいたときに一緒に修行していたドイツ人が、いまもそこで安居しているはずなんですが、前回の事故の件の話を聞いて、心が痛みました。そして最近も庫裏で火災ですか・・・。

こころよりお見舞い申し上げます。
by Yushi (2010-08-21 23:07) 

ゆう

Yushiさん
コメントありがとうございます。
本当に、こうした不幸が重なると、どうしたものかと思います。でも、火災は誰にでも、どこにでも起こりうることだと、あらためて気を引き締めたいと思います。
by ゆう (2010-08-21 23:11) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0

2010-07-272010-07-30 ブログトップ
過去の記事一覧

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。